お産入院の時、何を持っていけば良いか悩みませんか?
ゼクシィBabyなどの雑誌の特集を見ると「こんなにいるの?」とも思いますし「何か忘れている気がする…」と心配にもなりますよね。
そこで今回は、各種雑誌やSNSを調査+長女の時にあれば良かったと思ったものを追加して、実際に持って行った陣痛バッグ・入院バッグの中身を紹介します。参考になれば嬉しいです。
ちなみに、わたしは次女の妊娠8ヶ月ごろから入院する時に持参するものの荷造りを始めました。
こんな方におすすめ
○出産を控えこれから入院準備をする方
○入院準備をしたが、他に必要なものがあるか知りたい方
Contents
荷造りの前の確認事項
出産予定の病院では何を用意してもらえるのか
まず、出産予定の病院で用意してもらえるものが何か確認します。わたしの病院では
- 入院着、パジャマ
- バスタオル、フェイスタオル
- 歯ブラシ、コップ
- 産褥ショーツ3枚
- 産褥ナプキンL/Mサイズ
- 新生児用おむつ
- おしり拭き
- 母乳パッド数枚
- 授乳クッション(授乳室と病室にあり)
- おへそ消毒液
- 足形を取ってプレゼント
を用意してもらえました。
産婦人科のみのクリニックのため用意してもらえるものは多い方かもしれません。
総合病院で出産した知人は病院で用意してもらえるものはほとんどなかったと言っていました。
入院パターンのシミュレーション
次に、陣痛や破水で入院する時間帯や曜日ごとにシミュレーションしておきましょう。
例えばわたしの場合は、上の子がおり、両実家遠方のため
①上の子が保育園にいる時間
②日曜日や夜間など上の子が家にいる時間
の2パターン考えました。
①の場合は陣痛バッグと入院バッグを持って夫の車で、②の場合は陣痛バックのみ持ってタクシーなどを使って自力で産院まで行くことを想定しました。
また、夫は転職直後で頻繁に休みを取って面会に来れる状況ではなかったので、洗濯物の持ち帰りや追加で持ってきてもらうことは想定していません。
ちなみに、出産日を0日として初産婦は5日目、経産婦は4日目退院でした。
(次女は火曜日の早朝生まれたので、土曜日退院となり4泊5日の入院でした)
旦那さんの勤務形態や実家など援助してくれる環境があるか、上の子がいるかどうか等がチェックポイントです。
陣痛バッグ・入院バッグの中身
わたしは1人で産院に向かう場合に最低限必要なものを入れた《陣痛バッグ》と、出産後に必要なものを入れた《入院バッグ》の2つに分けて荷造りをしました。
早速ですが、2つのバッグの中身を紹介します。
陣痛バッグ
陣痛バッグは大きめのトートバッグを使いました。中身は以下の通りです。
- 母子手帳、診察券、印鑑
- 筆記用具
- ヘアゴム
- リップクリーム、目薬
- マスク
- 下着(授乳用ブラジャー)、靴下2セット
- 500mlスポーツドリンク2本
- ペットボトル用ストロー
- ゼリー飲料1本
- メガネ(コンタクトは外してメガネで入院しました)
- 充電器
- 汗拭きシート
- 乳頭クリーム
- おくるみ
- 出生届
- (テニスボールは長女の時使わなかったので入れませんでした)
母子手帳・印鑑
陣痛バッグに印鑑を入れておくと、出産後来てくれた夫に母子手帳と印鑑を渡して出生の手続きをそのまましてもらえたのでスムーズでした。
筆記用具
筆記用具は新生児マススクリーニングなどの同意書にサインする時はもちろん、育児日記などをつけたい時も書き慣れたペンがあるとストレスフリーでした。
わたしは入院バッグの方に入れていた「HAPPY BIRTHDAY BOOK」の始めのページを入院中に書いていました。
出産の時のエピソードや産んで感じたことはお産入院中に書いておくと読み返した時に昨日のことのように思い出されますよ。
産褥ショーツ
産褥ショーツは産院で3枚用意してもらえましたが、入院中は洗濯しないつもりだったので自分で2枚追加で持って行きました。
旦那さんが洗濯物の回収や新しいものを持ってきてくれるようであれば最低限で良いかと思います。
スポーツドリンク・ゼリー飲料
500mLのスポーツドリンクは2本入れていきましたが、出産までは1本を数口飲んだ程度でした。
スポーツドリンクを飲むときに100均で購入したペットボトル用ストローがあると寝ながら飲めるので便利でした!
また、ウィダーインゼリーなどのゼリー飲料も1本あると安心です。
お産中に食事の時間を挟む場合、食事を提供してもらえると思いますが、陣痛が来ている時にごはんを食べる余裕はなかったのでゼリー飲料は必須だと思います。
汗拭きシート
長女のお産入院で持参し忘れて一番後悔したものは汗拭きシートでした。
わたしの産院では、シャワーが浴びられるのは出産1日後だったので、出産当日自分の汗だくの身体を拭くのに必須でした。
乳頭クリーム
次女出産後は、経産婦でも母乳があまり出ず授乳も痛くて辛かったので乳頭クリームを授乳のたびに塗っていました。
乳頭クリームはメデラのラノリンクリーム「ピュアレーン」を使っていました。
各種雑誌でも人気の乳頭クリームです。
7g入りの小さいものもありますが、37gの大きいサイズの方がお得なのでおすすめです。
おくるみ
長女のお産入院の時は、夜全然寝てくれなくてこちらも睡眠不足。
赤ちゃんはお腹がいっぱいになれば寝ると思っていたので、どうして寝てくれないのか夜な夜なgoogle検索していました。
そんな時助産師さんに、赤ちゃんは包まれると安心して眠れるようになると教わり、藁にもすがる思いで産院のバスタオルで包んでいました。
ですが、バスタオルは小さく硬くて包みにくかったので、次女のお産入院では長女も赤ちゃんの時から愛用していたエイデンアンドアネイのおくるみを持参。
これが大正解でした!
生まれてすぐはやっぱり夜寝てくれません。
それでも大判のおくるみだと包みやすく、モロー反射を防止できるので、長女の時よりも数倍よく寝てくれました。
生まれた時から同じおくるみを使っていると、赤ちゃんにとってもお気に入りの安心アイテムになってくれます。
ぜひ入院バッグに入れてみてください。
長女の時に病んで、次女の時は工夫した赤ちゃんの寝かしつけについては別の記事で紹介します。
エイデンアンドアネイは出産祝いにもおすすめのブランドです。
肌触りも良く、定番のデザインからディズニーデザインなどもあります。
洗い替え用や外出用に3〜4枚あると便利です。
出生届
出生届はネットでダウンロードできるかわいい柄のものを記入して持参しました。
入院バック
陣痛バッグはキャリーケースを使いました。
病室の移動や、お掃除の時に下着類を隠しておくのにもキャリーケースは便利でした。
入院バッグの中身は以下の通りです。
- 下着、靴下3セット
- カーディガン、あったか靴下
- 洗面用具(シャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗顔)
- スキンケア用品、フェイスマスク、ヘアバンド
- ヘアブラシ
- 骨盤ベルト
- ベビーの退院着(短肌着、セレモニードレス)
- お茶2L +α
- おやつ
- 化粧道具、コンタクト(ワンデー)
- HAPPY BIRTHDAY BOOK
- ベビーの保湿グッズ
季節グッズ・保湿剤
次女は11月の出産だったので、カーディガンとあったか靴下を持参しました。
長女は7月の出産だったのでうちわを持参しました。
また、長女の時はそこまで感じなかったのですが、11月とエアコン暖房で乾燥しがちな季節だったこともあり病室の湿度は30%程度…。
ベビーの手足もカサカサに…。
そこで、沐浴後に持参した保湿剤を塗っていました。
保湿剤は長女が生まれた時からずっと、ナチュラルサイエンスのベビーミルキーローションを使っています。
各種雑誌にも載っている王道の保湿剤です。生まれたその日から使うことができます。
普段は公式サイトから購入していますが、楽天のお買い物マラソンなどでポイント還元が多い時には追加で購入することもあります。
市販の保湿剤に比べるとややお高めなのがネックですが、幼少期の肌環境がアトピーの発症に関連するとも言われていますし、今のところベビーミルキーローションのおかげか長女・次女ともに肌トラブルなく過ごせているのでこれからも使い続けます!
ペットボトル飲料
産院に自動販売機はありましたが、やはり毎日飲むには割高なので持参しました。
というのも、長女の出産後、わたしは母乳の出が悪くかなり病みました。
産後2回も来てくれた訪問保健師さんに『母乳育児には水分補給が大切』と言われてから、まめに水分補給するようにして母乳の出も良くなりました。
この経験から、次女のお産入院中もまめにお茶やスポーツドリンクを飲むようにしていました。
やはり出産直後はあまり母乳が出なかったのですが、退院してすぐ母乳が出るようになり、水分補給の大切さを実感しました。
母乳育児をしていると水分不足になりやすいですし、室内が乾燥しており思ったより喉が渇きました。
荷物が重たくなりますが、多めのお茶やスポーツドリンクを持参するのをおすすめします。
母乳育児と水分補給については別の記事で詳しく紹介しています。
骨盤ベルト
長女の出産後はすぐ歩くと痛みが出るようになり、入院中から骨盤ベルトを使っていました。
長女の1ヶ月健診が終わってすぐ、産後の骨盤矯正をしてくれる整体院を予約し、1週間ごとの4回コースに通いました。
次女の出産時も骨盤ベルトを持参したのですが、今回は痛みもなかったため結局使いませんでした。
整体院の先生曰く、1人目の出産時に骨盤矯正をしていると、2人目の時は歪みが軽くなるとのことです。
スキンケア用品・おやつなどご褒美グッズ
お産入院中は新生児のお世話と細切れ睡眠で大変ですが、普段の家事や上の子のお世話からは解放されます…!
退院後はそんな余裕ないだろうと思い、ここぞとばかりに普段できないフェイスマスク等を持って行きました。
出産後の自分へのご褒美におすすめです♡
また、普段食べないようなちょっと贅沢なおやつもご褒美におすすめです!
深夜になかなか寝ない新生児を抱っこしながら食べたりもしていました(笑)
化粧道具・コンタクト(ワンデー)
コロナ禍で面会制限もあったので入院中はずっとすっぴんでした。
退院時用の化粧道具とワンデータイプのコンタクトレンズがあれば十分です。
普段は2weekタイプのコンタクトレンズを使っていますが、産後1ヶ月は外出する機会が減ります。
家ではメガネで過ごす方は特に2weekだともったいないので、ワンデーを準備しておくと良いと思います。
退院着
入院中の赤ちゃんの肌着は産院のものを使うと思いますが、退院時に着て帰ることはできません。
そのため赤ちゃんの退院着は忘れずに用意する必要があります。
わたしは楽天で購入したセレモニードレスを退院着として持参しました。
サイズも小さく何度も着るものではないので、プチプラがおすすめです。
お産入院を2度経験して
長女のお産入院中は、自分がお母さんなのだから自分で赤ちゃんのお世話をしないと!と力が入りすぎていて、お産当日以外は母子同室で過ごしました。
その結果入院中も身体が休まらず、退院後ももちろん寝不足の日々が続き、人に頼るのにも罪悪感を感じたままだったのでとてもしんどかったです。
なので、次女のお産入院では助産師さん、看護師さんに頼らせてもらうことにしました。
1日目、2日目も夜間は赤ちゃんを預かってもらい自分の睡眠時間を確保しました。
その結果、回復も早かったと思いますし、退院後も「産後とは思えないくらい元気だね!」と言われていました。
スキンケアやお菓子など自分を労わる時間を作ったのも良かったと思います。
これから長い育児の日々。
その初めの一歩であるお産入院を控えているみなさんが、赤ちゃんとのハッピーな時間を過ごす参考になれば嬉しいです。