みなさんは母乳育児・ミルク育児、うまくいっていますか?
上手くいっている、という方は素晴らしいです!
でも、悩みがないママは少数派で、ママの数だけ悩みも様々、母乳でもミルクでも悩みが尽きないという人も多いのではないでしょうか。
長女の出産後、母乳は必要な時に必要な分出ると思っていたわたし。
お産入院中、何度量ってもらっても授乳の前後で赤ちゃんの体重が変わらず(つまり母乳が出ていない)。退院後も母乳は出ないのにただただ痛みに耐えて授乳して、3時間経たずに長女が泣き出してまた授乳する頻回授乳で母子ともにクタクタに。
夜中も全然寝てくれず、お腹が空いているのだろうと夜な夜な粉ミルクを調乳するためにお湯を沸かして冷まして…
そんなわたしが次女の出産に際しウォーターサーバーを導入して、ミルク作りが格段に楽になった上に、母乳育児が軌道に乗りました。
どうしてもっと早く導入しなかったのだろう?と思ったので、母乳育児や粉ミルクの調乳に悩んでいる方の参考になればと思いこの記事を書きました。
記事の後半には実際に使っているおすすめウォーターサーバーも記載しています。
こんな方におすすめ
- 母乳の出が悪く悩んでいる
- 粉ミルクの調乳に時間がかかる
- 粉ミルクの調乳を旦那さんや家族にお願いしたい
- 出産に際してウォーターサーバーを導入するか悩んでいる
- どのウォーターサーバーが良いか比較する時のポイントを知りたい
ウォーターサーバーのメリット
ふつう、母乳育児やミルク作りが直接ウォーターサーバーに結びつかないと思います。
ですので、まず赤ちゃんのいる暮らしにウォーターサーバーがあるメリットを、わたしの体験談を交えて挙げていきます。
①母乳育児の水分補給に最適
母乳育児をしているママは特に、水分補給が大切です!!
長女が生まれたばかりの頃、母乳の出があまり良くなくかなり悩みました。
産後訪問に来た保健師さんには、
「水分は尿や汗などに取られて母乳には最後に回ってくるから、こまめに最低2Lは飲むように」と指導されました。
とはいえ、赤ちゃんのお世話や家事をしていると水分補給のことは忘れがち。
そんな時に、ウォーターサーバーがあれば手軽に美味しいお水をすぐ飲むことができます。
また、妊娠中の便秘予防にも水分補給が手軽にできるのはありがたかったです。
②1STEPで粉ミルクが調乳できる
ウォーターサーバーがなかった長女と導入後の次女のミルク事情
みなさんは粉ミルクの調乳、どのようにしていますか?
長女がミルクを飲んでいた頃はウォーターサーバーはもちろん、調温可能なポットも持っていませんでした。
なので、ミルクをあげようとするたびに
電気ケトルでお湯を沸かす
↓
蓋を開けて10分くらい待って70℃程度に冷ます
↓
粉ミルクを溶かす
↓
人肌程度まで冷水で冷ます
という手順で調乳しており、もちろんその間待たされている長女はぎゃん泣き。
次女を妊娠してすぐ、もう長女の時のような思いはしたくない!と思っていろいろと調べていく中で、ウォーターサーバーが良さそうだと思い、妊娠中のうちからウォーターサーバーを導入しました。
出産後実際に使ってみて、沸騰させたお湯を冷まして調乳していたのが、ウォーターサーバーからお湯を出すだけで調乳できるようになり、今までの苦労はなんだったのだろうと思うほど簡単になりました。
1STEPで調乳に最適な殺菌された70℃以上のお湯が出せるのはウォーターサーバーのとても大きなメリットです。
何より、お腹を空かせた赤ちゃんを待たせる時間が短縮でき、ママの精神的にもとっても楽になりました。
手順が簡単になったおかげで、パパや実母など他の人に調乳をお願いするのも楽になります。
ミルク作りに使う水の条件
といっても、赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーの水を使って大丈夫なのか心配になりませんか?
ミルク作りに使う水の条件は
- 一度沸騰させる
- 70℃以上で溶かす
- ミネラルウォーター(硬水)は使わない
です。それぞれ理由を見ていきます。
①一度沸騰させる
一度沸騰させるのは、水自体を殺菌するためです。
これは主に水道水を使用する際の注意点になります。
ウォーターサーバーには定期的に熱水を循環させることでサーバー内の清潔に保つ機能があるので、ウォーターサーバーの水を使う場合は気にしなくても良いかと思います。
②70℃以上で溶かす
70℃以上のお湯を使う理由は、粉ミルクを殺菌するためです。
粉ミルクは無菌ではありません(製造過程で熱による滅菌ができないため)。
海外で粉ミルクの中に坂崎菌という大腸菌の一種が確認され、厚生労働省の調査により日本で市販されている粉ミルクの中にも汚染されている粉ミルクの存在が確認されているそうです。
この坂崎菌が不活化する温度が70℃以上のため、70℃以上という温度設定がされています。
逆に熱湯を使うと粉ミルクの成分が破壊されてしまう恐れがあるので、70〜90℃のお湯を使用すると良いとのことです。
ウォーターサーバーのお湯は70〜90℃に設定されているので、この点もクリアしています。
③ミネラルウォーター(硬水)は使わない
ペットボトルのミネラルウォーターであれば無菌で使いやすいと思われがちですが、こちらは調乳には不向きです。
ミネラルウォーターには、ナトリウムやカリウムといった電解質、つまり、ミネラルがたくさん含まれています。
過剰なミネラルは赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかけてしまいます。
水は硬度によって、大きく硬水、軟水に分けられます。
硬度とは、水1L中に溶け込んでいるミネラル(カルシウムとマグネシウム)の量を示すものです。硬度120mg/Lより多い水が硬水、少ない水が軟水に分類されます。
軟水は腎臓の負担になるミネラルの量が少ないので、ミルク作りに使っても大丈夫です。
ウォーターサーバーの水は軟水がほとんどですので、この点も心配ありません。
③お茶やジュースを買う頻度が減る
これは導入してから実感したのですが、美味しいお水があると夫、子どもともにお茶やジュースなど他の飲み物を欲しがらなくなりました。
ウォーターサーバー導入をためらう理由の1つにコストがあると思いますが、ペットボトル飲料を買わなくなった分の費用を回せていると思えばそこまでコストがかかるとは思いません。
沸かす時間がかからずにすぐお湯が出せるので、夫はスティックコーヒーを飲むのによく利用しています。
ウォーターサーバーのデメリット
一方でウォーターサーバーのデメリットについても体験談を交えて3つ挙げていきます。
①設置スペースが必要
ウォーターサーバーを導入して1番困ったのは、サーバーやお水のボトルを置く設置スペースです。
サーバー近くにボトルを設置するのが理想でしたが、わが家ではスペースが確保できずボトルは玄関クローゼットに保管しています。
②コストがかかる
お水代はもちろん、メーカーによってはレンタルサーバー代がかかったり、電気代もかかります。
ですが、その分お茶を作る手間やジュースを買うお金が浮きますし、水分補給やミルク作りのメリットを考えるとコストをかけても導入して良かったと思っています。
③お水の注文間隔を管理する必要がある
多くのウォーターサーバーメーカーで、水の注文は2週毎、4週毎などというように配送間隔を選ぶことができます。
初めはどの程度でボトルの水を飲み切るか読めなかったので少なめに注文したのですが、足りなくなった時注文しようとしたら次の配送が1週間後、ということもありました。
かといって多めに注文すると置き場所に困る…。
ですが、水の消費ペースがつかめてくると、前回届いた水を飲み切るころに新しい水が配送されるように自分の配送間隔を決められると思います。
ウォーターサーバー比較のポイント
ウォーターサーバーを導入する際、複数のメーカーを検討しました。
その際にわたしが比較したポイントは
- 注文ノルマやメンテナンス代
- お水の値段
- チャイルドロックなどの安全性
- ボトルの取り付け方法
- 清潔機能
- 水の種類(天然水or浄水、硬度)
- デザイン
の7つです。こちらを踏まえてわが家で導入したウォーターサーバーは、フレシャスのスラットというサーバーです。
「フレシャス」というのはメーカー名で、「スラット」というのはウォーターサーバーのサーバー名になります。
フレシャスでは多くのサーバーの種類がありますが、人気のデザイナーズモデルは以下の4種類です。
- FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)
…こちらがわが家にあるタイプです。9.3Lのボトル下置き型で、常温水も出すことができます。 - FRECIOUS Slat+cafe(フレシャス・スラット+カフェ)
…人気No.1モデルで、ウォーターサーバーとコーヒーメーカーの一台二役タイプです。 - FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)
…スラットよりも小さい7.2Lパック式タイプです - FRECIOUS dewo mini(フレシャス・デュオミニ)
…業界最小サイズのどこにでも置ける卓上小型サーバーです
フレシャス(スラット)についてポイントをまとめました。
- お水:天然水(硬度24mg/L)
- 最低月額料金:4,244円
お水料金:3,254円(9.3L×2本)
レンタル料990円
※購入プランの場合4,136円(お水2,700円+サーバー分割料金1,436円) - 電気代:約380円/月
- 注文方法:web
- チャイルドロック:あり
- 衛生面:フレッシュモード搭載(自動)
- デザイン:ボトル内蔵、下置き型
- 子育て:パパママプラン
初回特典→ストローカップ&今治ハンドタオル
継続特典→子どもの誕生日にお水1箱(9.3L×2)プレゼント - その他:常温水ボタンあり
- 幅:290mm / 奥行:350mm / 高さ:1,110mm
フレシャス(スラット)のおすすめポイント
それでは、フレシャス(スラット)のおすすめポイントを挙げていきます。
①レバーではなくボタンで、サーバーの上部にあるデザイン
フレシャスの1番のおすすめポイントはボタンの位置です。
他社ウォーターサーバーは下部レバーでお水を出すものも多い中、ボタンが上部にあり子どもの背丈では届きません。
チャイルドロックがあってもすぐに手順を覚える長女が誤って熱湯を出してしまわないか心配だったわが家には、物理的に届かない位置にボタンがあるデザインは安心でした。
もちろんチャイルドロック機能もついており、HOTボタンの隣にあるUNLOCKボタン(鍵のマーク)を2秒間長押ししないと温水が出ないようになっています。
ウォーターサーバーでは初のグッドデザイン賞・キッズデザイン賞をW受賞しているそうです。
また、レバーがなく、ボトル内蔵型のサーバーのため見た目がスタイリッシュで圧迫感がなく目立ち過ぎないのもお気に入りポイントです。
②重いボトルを上に持ち上げる必要がない
お水のボトルも下置き型なので、重いボトルを持ち上げる必要もありません。
ボトルは9.3Lタイプで、水がなくなったら小さくなり使い捨てできます。
他社のようにボトル交換式だと配送まで空のボトルを保管する必要がありますが、フレシャスは小さくなったボトルをプラスチックゴミに捨てることができるので場所を取りません。
③常温水モード搭載で、水分補給や子どもに飲ませるにも安心
スラットには冷水・温水だけでなく常温水のボタンもあるので、長女の水分補給にも重宝しています。
ちなみに温水は通常モードで80~85℃、エコモードでも70~75℃なのでミルク作りにもバッチリ使えます。
④注文ノルマがない
気になる注文ノルマについてですが、ノルマはありません!
ただし、ノルマはありませんが、前月の注文箱数が0〜2箱だとサーバーレンタル代が税抜900円/月かかります。
レンタル料は初月無料、2ヶ月目以降は前月3箱以上注文で0円となります。
1回の配送が2箱単位なので、
2箱ずつ月1回使用の場合:月額料金4,244円(お水9.3L×2本+レンタル料990円)
2箱ずつ月2回使用の場合:月額料金6,508円(お水9.3L×4本+レンタル料無料)
こちらが月額料金の目安になります。
わが家は月2回(2週間ごとに2箱)の注文ペースで利用しています。
フレシャスにはサーバー購入プランもあります。
購入プランだとお水の料金がずっと17%OFFとなり、お水9.3L×2本が3,254円→17%オフの2,700円となります。
3年以上使用予定の場合はこちらの方がお得となるので、わが家も思い切って購入プランにしました。
サーバー代は一括49,500円もしくは36回分割51,700円(月1,436円)で支払います。
購入プランの場合の月額料金の目安は
2箱ずつ月1回使用の場合:月額料金4,136円(お水2,700円+サーバー分割料金1,436円)
2箱ずつ月2回使用の場合:月額料金6,836円(お水5,400円+サーバー分割料金1,436円)
里帰りなど長期で使用しない場合も配送延期が可能です。
ただし、2ヵ月連続してサービスを中断した場合は、翌月以降(サービスを再開するまで)、月額税抜1,000円の休止手数料が発生するので注意が必要です。
また、電気代は他社が月500円程度のところが多い中、フレシャスは月380円と節電機能が優れている印象でした。
⑤美味しい天然水
お水は富士山の標高1000mで採水したバナジウム入りの天然水で、1箱9.3Lで税抜1,506円です。
お水も美味しく、せっかくウォーターサーバーを導入するなら天然水がいいと思っていたので、こちらも決め手でした。
硬度24mg/Lの軟水ですので、安心してミルク作りにも使えます。
⑥注文方法が簡単
注文はwebのマイページやLINEから簡単にできます。
定期配送の他、追加配送も24時間注文可能です。
定期配送の曜日指定や時間指定も可能で、出荷前であれば定期配送の日時変更も簡単です。
もちろん送料は無料です。
⑦子育て世帯への特典がある
ママパパプランは、妊婦もしくは未就学児の子どもがいれば申込可能なプランです。
初回特典はストローカップと今治ハンドタオルがもらえます。
2年目以降は継続特典として、子どもの誕生月にお水1箱(9.3L×2本)が3年間プレゼントされます。
ママパパプランはサーバーの申込から30日以内に専用ページより、母子手帳(健康保険証、乳幼児医療証も可能)の写しをアップロードするだけで申込できます。
まとめ
導入するまではかなり悩みましたが、今ではわが家になくてはならない存在となったウォーターサーバーについてまとめました。
母乳育児やミルク作りに悩んでいる方、妊婦さんや育児中の方に少しでも参考になれば幸いです。