お産入院が終わり、退院して2週間ほどは授乳しておむつ替えが終わるとすぐに寝ていた次女ですが、生後20日ごろからは自然に寝落ちしなくなってきました。
すくすくと成長する赤ちゃん。成長は嬉しいものの、3〜4kgといえど寝かしつけのたびにずっと抱っこしているのは大変。
今回は、新生児〜1ヶ月ごろの赤ちゃんの寝かしつけに、バランスボールと抱っこ布団(トッポンチーノ)を使った方法を紹介します◎
こんな方におすすめ
- 寝かしつけに抱っこを長時間していて手首や肩がしんどい
- 抱っこでせっかく寝てくれてもベッドや布団に着地すると起きてしまう
Contents
赤ちゃんの睡眠について
活動時間のチェック
当然のことかもしれませんが、赤ちゃんが眠くなるタイミングで寝かしつけをするとスムーズです。
赤ちゃんは眠たいことを伝えてくれないので、機嫌が悪く泣き出してから慌てて寝かしつけを始めがちです。
実は、新生児〜1ヶ月の赤ちゃんが機嫌良く起きていられる時間(これを「活動時間」といいます)は40〜60分ほどだそうです。
活動時間を大きく超えてしまうと、赤ちゃんが疲れ過ぎているので興奮して寝付きづらくなります。
寝ていた赤ちゃんが泣いて起きて、授乳やミルクをあげて、おむつ替えをしたらあっという間に30分くらいかかると思います。
そこから寝かしつけをして寝てくれるまでの時間で、今の赤ちゃんの活動時間がどのくらいかを見積もることができます。
活動時間が大体わかったら、逆算して10〜15分くらい前に寝かしつけを始めるようにするとスムーズに行くことが多いです。
例えば、活動時間が40分くらいなら授乳後すぐ寝かしつけを始め、60分くらいなら少しおもちゃで遊んだりストレッチをしたりして遊ぶ時間を作ると、寝かしつけの時間が長くなったりなかなか寝ない…とイライラしてしまう時間を減らせます。
夜長く寝るために日中は起こした方が良い?
また、親世代からは「夜長く寝かせるために日中寝かせないようにした方がいいよ」と言われることがあると思います。
しかし、これは逆効果になることがあるようです。
赤ちゃんが寝てくれない原因として、
- 眠たくなくて寝られない
- 眠たすぎて疲れてしまって寝られない
の2つがあります。
実際に長女が生まれたばかりの頃は15時以降は寝かせないようにしていたのですが、夕方は黄昏泣きなのかぎゃん泣きしていました。
今思えば眠たいのに寝られず疲れてしまっていたのだと思います。
バランスボール×抱っこ布団を使った寝かしつけ
それでは、バランスボール×抱っこ布団を使った寝かしつけの流れとメリット・デメリットを紹介します。
バランスボール×抱っこ布団を使った寝かしつけの流れ
①おひなまきして抱っこ布団に寝かせる
寝かしつけを始めるタイミングになったら、赤ちゃんをおくるみを敷いた抱っこ布団に寝かせます。
(抱っこ布団はトッポンチーノと呼ばれることもあります。)
我が家では10moisのたまごマットおくるみを使っています。
おくるみ部分は外して、抱っこ布団単体として使っています。
おくるみはエイデンアンドアネイのものを使っています。
ディスニーデザインのものもありかわいいです。
おひなまきのやり方を写真で解説していきます。
①おくるみから頭が出るくらいの位置に赤ちゃんを寝かせます
②おくるみの右上の角を斜めに下ろして赤ちゃんの腰の位置に持ってきます
③持ってきた角を赤ちゃんの下になるように入れ込みます
④同じようにおくるみの左上も斜めに下ろして赤ちゃんの下に入れ込みます
⑤おくるみの右下を斜め上の肩の位置まで持ってきます
⑥持ってきた角を赤ちゃんの肩の下に入れ込みます
⑦最後におくるみの左下の角を斜め上に持ってきます
⑧同じように赤ちゃんの下にしっかり入れ込みます
⑨完成です!
②抱っこ布団ごと赤ちゃんを横抱きしてバランスボールに乗る
おひなまきができたら、赤ちゃんを抱っこ布団ごと横抱きしてバランスボールに座ります。
その場で上下に軽くぽよんぽよんと弾みます。歩いている時の揺れ程度が目安です。
バランスボールは楽天でこちらのものを購入しました。
わたしは身長が高めなので65cmのものにしました。
③抱っこ布団ごとベッド・布団に着地する
寝かしつけのタイミングが良ければ10〜15分くらいで赤ちゃんが寝てくれます。
着地の準備として、腕で抱いていたのを手首に替えて着地した時に抜きやすくします。
この時多少赤ちゃんがもぞもぞすると思うので、赤ちゃんの様子が落ち着くまで弾んで様子を見ます。
落ち着いたら抱っこ布団ごとゆっくり着地させ、両手をゆっくり抜きます。
メリット・デメリット
続いて、バランスボール×抱っこ布団寝かしつけのメリット・デメリットを紹介します。
バランスボール×抱っこ布団寝かしつけのメリット
①身体が楽
長女の寝かしつけではひたすらゆらゆら抱っこを長時間していたので、手首は腱鞘炎、肩はバキバキでした。抱っこしながら歩き回ると出産後の歪んだ骨盤のせいか痛みもありしんどかったです。
その点バランスボールを使用すると座ったまま寝かしつけができ、腕もかなり楽だと思います。
②背中スイッチ・モロー反射対策
抱っこ布団を使うメリットはなんと言っても「背中スイッチ」が発動して起きる確率が少なくなることです。
せっかく寝た赤ちゃんが置いた途端起きるのはパパママにとってもストレスですし、赤ちゃんも寝切れなくてさらに寝付けなくなります。
また、おくるみでおひなまきすることで、モロー反射によって目が覚めてしまうのも予防できます。
バランスボール×抱っこ布団寝かしつけのデメリット
①夜間の寝かしつけには使わない
自分に眠気がある状態だとバランスボールからの転倒の危険があるので、夜間は使わないようにしています。
また、抱っこ布団は柔らかくふかふかなので、窒息の危険があります。
日中など常に見ていられる時に使用しましょう。
②場所を取る
バランスボールは想像以上に大きいです(笑)置く場所のイメージを持ってから購入した方が良いかもしれません。
使わなくなったら空気を抜いて保管できるので、その点は心配いらないかと思います。
まとめ
赤ちゃんのねんね問題は育児の悩みの中でも大きいものだと思います。
次女はこちらの方法で今のところよく寝てくれますし、長女の時の背中スイッチで起きる徒労感などはほとんとなく過ごせています。
横抱きを嫌がるようになったり、成長して抱っこ布団に収まらなくなってきたら難しいかもしれませんが、ぜひみなさんもお試しください。