10月の後半に、長女の3歳の七五三詣りに行ってきました!
七五三という初めての慣れない神事に
- どこの神社に行けばいいの?
- 祈祷してもらうのにいくらかかるの?
- 予約はいるの?
- 子どもの服装や髪型は?
- 親の服装は?
など疑問がたくさん!
3歳の七五三は初めてのことが多かったので、備忘録を兼ねてまとめました。
Contents
七五三はいつやるの?
七五三は昔からある日本の伝統行事で、子どもの健やかな成長を祝うために行われます。
その名の通り、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で行うのが一般的です。
昔は数え年で行うことが多かったようですが、今は満年齢で行うことが多いようです。
わが家も今回3歳3ヶ月の満年齢で行いました!
大切なのはお祝いする気持ちなので、きょうだいに合わせたり満年齢でやったり数え年でやったりと、あまり厳密に考えなくて良いようです。
また、七五三の日は一般的に11月15日です。
ただ、11月は七五三シーズンで神社が混雑することも多いので、日にちをずらして行う方も多いと思います。
夏ごろまでの事前準備
神社・撮影・着付けの予約
参拝する神社を選ぶ
七五三は11月ですが、ご祈祷をする場合は予約制の神社が多いので、夏頃までに神社を選んで予約するのが確実です。
わが家が行った「札幌護国神社」の場合、8月頭に電話したときには10月平日にも関わらず11時や11時半といった時間は埋まっていました。
予約の際にご祈祷の内容や所要時間、初穂料、駐車場の有無なども確認できると安心です。
また、予約の際に持ち込みのカメラマンはいますか?と聞かれたので、改めてカメラマンさんから伝えていただきました。
写真撮影の予約をする
写真撮影は
- 出張カメラマンさんにお願いして神社での様子を撮るパターン
- 参拝とは別に写真スタジオで撮るパターン
があるかと思います。
どちらにせよ、こちらも七五三シーズンは混雑するので早めの予約が必要です。
写真スタジオでの撮影
実はわが家は去年の秋、数え年で3歳の七五三をスタジオマリオで撮りました。
当日スタジオに行くまで七五三撮影のことは全く考えていなかったのですが、スタッフさんに「数え年で3歳の七五三を撮ると、2歳のあどけなさもの残る写真が撮れますよ」と勧められてまんまと撮影しました(笑)
途中イヤイヤで機嫌が悪くなる場面もありましたが、子どもの写真撮影に精通したスタッフさんのおかげで、笑顔の素敵な写真が撮れましたよ。
スタジオマリオは
- 撮影基本料:ひと家族3,300円
- 衣装は気に入ったものを着放題
- 土日の追加料金なし
が魅力のフォトスタジオです。
わが家はスタジオにある着物を選んで着ましたが、持ち込みも対応しているそうです。
美容室で子どもの着付けをお願いすると5,000円くらいかかるようなので、気に入った着物を購入して持ち込むのもいいなと思いました。
七五三の参拝と別日にフォトスタジオを予約する方が多いようです。
Instagramなどを見ると、おしゃれなフォトスタジオで撮影を行うママさんもいるようです。
例えば、東京にあるベビー・キッズ向けのフォトスタジオ【STUDIO MARLMARL】は他の王手フォトスタジオとは違う、海外のフォトスタジオのような雰囲気がありますよね。
住んでいる地域の近くに気になるスタジオがあれば、見に行くのも良いかもしれません。
神社でのロケーションフォト撮影
今回は札幌護国神社にカメラマンさんに来てもらい、1時間のロケーションフォト撮影をお願いしました。
わが家は次女のニューボーンフォトをお願いした個人カメラマンさんにお願いしました。
もし決まったカメラマンさんがいない場合は、ファミリー写真向けの出張撮影サービスを利用してみると良いかもしれません。
Famm(ファム)出張撮影は、撮影したい地域と日付を入力するだけでカメラマンさんを検索、撮影依頼ができます。
どの方を選んでも全国一律の料金&75カット以上の撮影データがもらえるので安心です。
着付けやヘアメイクの予約をする
七五三といえば和装で参拝する場合が多いかと思います。
参拝だけであれば親は私服の場合もあるかと思いますが、今回はご祈祷もお願いしたので、親子揃って和装で出かけました。
長女とパパの和装は自分で着付け可能だったのですが、ママの着物は自分ではできなかったので、長女のヘアセットと合わせて出張着付けをお願いしましたよ。
3歳の子連れで美容室に行くと朝早く出発しないといけなかったり、慣れない場所で疲れてしまったりするので出張OKのサロンがあればお願いするのがおすすめです。
着物・ヘアメイクの準備
3歳長女の服装
長女の着物はひよこ商店さんで購入しました。
安い買い物ではありませんでしたが、楽天市場で20,000円ほどでした。
人気の柄は売り切れてしまうことも多いので、気に入ったものがあれば早めの購入がおすすめです。
一覧はこちらから見ることができます。
しっかりとした生地で被布もとっても可愛かったです。
しかも必要なものは全て揃ったセット販売で、
- 被布コート
- 着物(重ね衿縫い付け済)
- 長襦袢(半衿縫い付け済)
- ベレー帽
- 巾着
- 草履
- 腰ひも
- 足袋
がセットになっています。
肌着の上から順に着せていくだけで簡単にわたしでも着付けができました。
3歳長女の髪型
長女の髪型は出張ヘアメイクさんにお願いして、3歳ならではのたまねぎヘアーにしてもらいました。
髪飾りはminneでドライフラワーの髪飾りを購入しました。とっても可愛かったです。
0歳次女の服装
次女は楽天市場で購入した袴ロンパースを着せました。
ママの服装
七五三詣りでママも和装をする場合は「訪問着」を着るのが一般的なようです。
もちろん訪問着は持っていませんし、購入するとなるとかなりお高いので、レンタルしました。
着付けをお願いしたサロンでもレンタルは行っていましたが、種類の豊富さや値段の面からもネットでレンタルするのがおすすめです。
わたしは楽天市場で訪問着をレンタルしました。
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かしいしょう錦 さんは、レンタル専門店で必要なアイテム全てをセットにして届けてくれます。
おまかせ訪問着セットを頼みましたが、長女の着物の色や自分のパーソナルカラーなどを購入時に伝えると、お店側で合った着物を選んでくれるので安心です。
訪問着の値段を考えると1万円台でフルセットをレンタルでき、クリーニングも不要なのは破格だと思います!
(わたしは北海道に住んでいるので送料+4,000円が含まれています。)
ですので、北海道・青森県・秋田県・岩手県・山形県・沖縄県以外の場合は送料込9,800円でレンタル可能です!
当日着付け時に補正用タオル2〜3枚が必要だった他は全てこのセットに含まれていました。
なお、ママはショートヘアだったため髪飾りなどは特に用意しませんでした。
パパの服装
七五三詣りで悩ましいのがパパの服装ではないでしょうか。
パパはスーツを着る方が多いようですが、せっかくの七五三なのでパパにも和装をしてもらいました。
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悩んだ末に、こちらのワンタッチで切られる着物をレンタルしました。
レンタル着物 みやこもんさんは、身長に応じて男性ものの着物のレンタルも取り扱っています。
こちらも着付けに必要なものがフルセットで入っており、草履や足袋などを用意する必要もなく便利でした。
前日までの準備
初穂料の用意
忘れがちなのが「初穂料(はつほりょう)」の準備です。
ご祈祷のお礼、神様へのお供えとしてお渡しするお金を初穂料といいます。
初穂料は現金をそのまま渡すのではなく、のし袋に入れて納めるのが一般的です。
七五三の初穂料は、水引が「紅白蝶結び」ののし袋に入れて渡します。
書き方はのし袋のパッケージに記載されていることが多いですが、筆ペンなどで以下のように記載していきます。
《表書き》
水引の上に「御初穂料」
水引の下にご祈祷を受ける子どもの名前をフルネームで
(御初穂料の文字より小さめに)
《裏書き》
中に包んだ初穂料の金額を漢数字で記載
※5,000円:「金 伍仟円」
10,000円:「金 壱萬円」
住所を記載
初穂料の金額は神社によって異なるので、予約の際に聞いておくのが確実です。
札幌護国神社の七五三の初穂料は5,000円でした。
着物や持ち物のチェック
レンタル着物が自宅に届いたら、着物をハンガーなどで干しておきましょう。
セット一式が入っているか、前日までに確認しておくと当日に慌てずに済みます。
また、撮影小物を用意する場合は忘れずに準備しておきましょう。
今回は紙風船、シャボン玉、ピロピロ笛を用意しました。
また、草履で歩けなくなった時のために、スニーカーも念の為持参しました。
手水舎がある場合はハンカチや、子どもの着物の袖が濡れないように洗濯バサミを2つ持っていくと良いようです。
(今回は使いませんでした)
また、時間帯によってはお菓子や飲み物(着物にこぼさないようにストローのもの)があると良さそうです。
すっかり忘れていたのですが、撮りたいポーズをInstagramなどで探しておくと当日リクエストできると思います!
当日のスケジュール
7:30 着付け師さん到着
出張着付けをお願いしていたので、着付け師さんに7:30に来てもらいました。
ママのメイク、ヘアセットをお願いしている間にパパは自分で着付けし、長女も着物を着ました。
その後長女のヘアセットとママの着付けをし、9:00過ぎくらいに全て終了しました。
10:00 札幌護国神社到着・受付
車で札幌護国神社に向かい、参拝者用駐車場に駐車しました。
10:30のご祈祷までの時間に境内で写真を撮ってもらう予定だったのですが、まず受付してくださいとのことでそのままご祈祷に向かうことになりました。
受付は歩いてすぐの社務所で行います。
両親の名前や住所、祈祷を受ける子どもの名前、生年月日を記入して初穂料を納めます。
札幌護国神社は初穂料をのし袋に入れなくても良いそうで、その場で袋を破いて金額を確認していただきました。
子どもには千歳飴とおもちゃを1つもらいました。
10:30 ご祈祷
受付後、社務所の前で記念写真を撮りました。
その後、ご祈祷を行う神社の中に向かいます。
歩いている間も撮影OKなので、特別な雰囲気の写真をたくさん残してもらえました。
カメラマンさん同行のロケーション撮影をしている家族が他にも2組ほどいました。
写真撮影にとても慣れていらっしゃり、ここで1枚写真はいかがですか?と神主さんも勧めてくださりましたよ。
ご祈祷の様子も写真撮影OKとのことで、神社の中の写真もたくさん撮っていただきました。
札幌護国神社は1組ずつのご祈祷なので、他の家族の写り込みなどは気にしなくていいのでありがたかったです。
ご祈祷自体は30分ほどです。
祈祷を始める前にお祝いの言葉と七五三メダルを首にかけてもらえます。
祈祷が終わった後、玉串を神様にお供えさせてくれます。
その後、年の数だけ「お祝い太鼓」を叩かせてくれます。
ここでも記念撮影させてくれましたよ。
子どもでも楽しめるように神主さんが声かけしてくれたり、写真を撮らせてくれたり、1組ずつ丁寧に対応してくださるのがとても良かった札幌護国神社でした。
11:00 ロケーション撮影
ご祈祷を終えて外に出て、敷地内でカメラマンさんに写真を撮ってもらいました。
10月後半で紅葉も綺麗だったので、紅葉バックの写真や落ち葉で遊んでいる様子なども撮れました。
札幌護国神社の詳細
札幌護国神社は1組ずつご祈祷してくださるので、子どもの機嫌で他のご家族への迷惑をかけることもなく安心でした。
写真撮影に好意的なのもありがたかったです。
七五三メダルをかけてくれたり、玉串のお供えやお祝い太鼓など子どもも参加できるので、飽きずに楽しむことができたようです。
駐車料もご祈祷する場合は100分無料で、駐車場から社務所や本殿までの距離も近く3歳長女も草履で最後まで歩くことができましたよ。
札幌護国神社の詳細は公式サイトよりチェックしてみてくださいね。
- 受付時間:7:00〜15:30(ご祈祷開始は9:00から30分間隔)
- 電話番号:011-511-5421(社務所9:00-16:00)
- 初穂料:1名5,000円
- 授与品:七五三特製メダル・お守り・千歳飴・おもちゃ
- 駐車場:あり(七五三予約の場合は100分無料・原則2台まで)
七五三にかかった費用
気になる七五三にかかった費用をまとめてみました。
- 長女着物セット(ひよこ商店で購入):20,249円
- 長女髪飾り(minneで購入):3,340円
- 長女ヘアメイク:3,300円
- ママ着物(楽天でレンタル):12,800円
- ママ着付け:7,700円
- ママヘアセット&メイク:11,000円
- パパ着物(楽天でレンタル):13,800円
- 美容師さん出張費:5,500円
- ロケーションフォト1時間:25,000円
- 初穂料:5,000円
合計:107,689円!!!
2年後の七五三は、今回長女が着た着物を次女が着れるし、髪飾りも今回のも使いまわせるけれど・・・積み立て貯金した方が良さそうです(笑)
ママのヘアセット&メイクは結婚式ぶりでとてもテンションが上がりましたが、予算を抑えるなら正直自分でやってもいいと思います。
パパの着物もスーツにするか悩みどころですね。
それでも、今しかない家族の写真をみんな和装をして綺麗に残すことができたので、大満足でした!!
最後までご覧いただきありがとうございました。